海外で携帯電話利用の利点

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海外で携帯電話利用

海外対応携帯のメリットとデメリット

海外対応携帯サービスである、海外携帯電話レンタル、国際ローミング、海外携帯電話の購入について、メリットとデメリットを理解しましょう。


海外携帯電話レンタル

世界中のあらゆる地域で利用可能な携帯電話を複雑な手続きなしにいつでも自由な期間に借りることができる海外用携帯電話レンタルサービス。

国際ローミングサービスではつながりにくい地域でも、海外携帯電話レンタルサービスは、基本的に現地の携帯電話会社のローカル回線を活用しているため通話状態は安定しています。

原則、発着信は現地での国内通話扱いとなります。また、日本の携帯電話番号と別番号となりますので必然的に国際通信料を削減することができます。渡航目的によって賢くサービスを利用することで大きな料金の負担なく利用することが可能になります。

海外出張時であれば、利用通話料の清算時、社用と私用分を分けて社用分のみを清算して通話明細を無料で発行するサービスを活用すれば、経費清算手続きの手間をカットすることができます。

但し、携帯番号が異なるということは、その番号を渡航前に、家族や友人、会社や取引先の方へ伝える必要もあります。しかし、万が一の端末紛失や盗難時のリスク(個人や会社情報の第三者流失)などを考慮すれば、別番号であった方が良いと考えるのがベターだと言えます。

海外携帯電話レンタルの各社サービスは、ほぼ年中無休で万が一のトラブル時サポートにあたっているため少々のトラブルでも安心して利用することができます。


  • 国際ローミング

    国際ローミングサービスは、対応機種を所有していれば同じ携帯電話番号や携帯メールを海外でも利用できるため、新たな設定や海外携帯メールの操作方法を覚える必要がなく、携帯使用後の決済も毎月の通話料と一緒に銀行口座引き落としなどが可能なため煩わしさがありません。

    しかし、着信料金の負担、盗難・紛失による携帯端末の不正使用・所有番号利用懸念(多額の通話料請求・携帯メモリの番号リスト流失・プライバシー問題)などのリスクもあります。

    通話料について、日本から海外にあるローミング中の携帯に電話をすると、日本から発信している場合、日本国内の090や080で始まる番号に発信となり、通常での国内携帯電話通話料金が課金されます。海外渡航中においては、海外に携帯電話がありますので国際ローミングとなり携帯電話所有者に着信料が課金されます。

    例えば、アメリカ国内の現地で隣に人に電話をする際もローミングとなり、電話を発信している人は日本までの国際転送料が発生します。これは、アメリカ国内にある日本契約のローミング携帯電話からの発信も同じです。着信している携帯電話所有者には着信料が適用されることが多くあります。海外にある携帯電話から日本などに電話をした場合、発信国および相手先国によって異なる国際ローミング発信料がかかります。

    他に、一部の渡航先と通信事業者によっては、通信事情などで相手につながらない場合や、コレクトコール、クレジットコール、プリペイドカードコールの通信でも通話・通信料が課金される場合があります。

    あわただしい海外での移動中は、持参したモバイル端末がスリなどの盗難や置き忘れによる紛失の可能性があり、実際に多数報告されています。第三者の電話番号悪用により、その後の同電話番号利用懸念や個人情報流失に不安が残ってしまいます。

    <関連情報ページ>
    海外旅行時などでのトラブル事例
      (電気通信事業者協会)
    高額なパケット料金が発生する事例
      (電気通信事業者協会)

    携帯電話各社ともに、海外で携帯電話紛失時に補償がきかないケースもあり、万が一補償が適用された場合でも、同番号での継続利用には迷惑電話などプライバシー問題の心配が残ってしまいます。


    海外携帯電話の購入

    海外での携帯電話購入は、1つの国に6ヶ月や1年以上など長期滞在時に適した方法です。現地で会話ができる語学力があることを前提に、長期滞在で現地国内の方と通話が非常に多い場合や頻繁に同じ国に行く場合など、現地の携帯電話ショップで購入・契約をする必要があります。

    購入する携帯電話の費用は機種により割高な場合もありますが、現地の回線ですので通話料は安く通信状態は基本的に安定しています。

    通信状態については、サービスを提供する通信オペレーター会社によってバラツキがあるのも事実ですので、事前につながりやすい通信会社を選択してから購入・契約するのがベストです。

    購入時は、日本で携帯電話を購入する時と同じように身分証明書の提出がほとんどです。そのため、購入時の身分証明書となるパスポートなどの扱いは十分に注意して、信頼性のある通信オペレーターショップ(携帯会社直営店)や携帯電話チェーン店などで、すみやかに手続きを行うことが必要です。


    関連情報ページ
     ・初めての海外携帯電話利用ガイド
       (海外用携帯電話サービスの選び方案内)
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       (海外用携帯レンタルのサービスと料金比較)